先日の8日(土)、DSオーディオの試聴会を開催したのですが
W3という中堅モデルのカートリッジとイコライザーを中心に
上位機種のMaster3カートリッジ
新製品の真空管イコライザーTB-100
というラインナップで行いました。
ただ残念ながら それだけの内容でも
時間内に収まらりきれなかったので、時間が許せばやってみようと思っていた
当店展示機のE3とW3の比較が出来ませんでした。
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E3カートリッジ |
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W3カートリッジ |
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E3イコライザー
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W3イコライザー
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W3は、ほぼ真ん中のクラス。
カートリッジはボロンのカンチレバーにラインコンタクト針
一方E3は 入門機でアルミパイプのカンチレバーに楕円針という装備
各イコライザーもそれぞれに呼応するようなコンデンサの投入量になっていて
筐体で比べても圧倒的に違う
W3同士、E3同士の組み合わせはともかくとして以下のようにしたらどうなる?
という実証実験です。
・E3カートリッジとW3イコライザー(イコラーザーをグレードアップしたら)
・W3カートリッジとE3イコライザー(カートリッジをグレードアップしたら)
好みや主観は割愛して、
①イコライザーがより良くなると、音楽の量感や安定感など、基本的なところの
充実感がより上がりました
②一方、カートリッジを良くなると、音質・音色がとても繊細で緻密になるが
情報量が上がっているのに やさしくさえ感じる表現力
DS同士でそういう崩した買い方する方は あまりいらっしゃらないと思いますが
DSのカートリッジと他社のイコライザーだった場合はどうでしょうか?
必然的に、同じモデル同士の組み合わせという事が出来なくなりますので
何処のメーカーを選ぶかというポイントは大事ですが
お手持ちのカートリッジに対して、どういう規模のイコライザーなのか?
という実態を掴んでおく必要も大いにあるかなと思いました
時間外での非公式の実験ですが 構想のお役に立てたら幸いです