オーディオスクェアHP

2021年2月24日水曜日

40年ぶり(!?)のMC



ラックスマンと言えば アンプのメーカーというイメージが強いと思いますが

今回ご紹介するのはMCカートリッジです。

……へぇ~ ……!?

と云う皆さんの反応が見えるようですが、実はかくいう私めも 話を聞いた時点では

「へぇ~」でしたから。


40年前の1981年にLMC-1、翌年LMC-2と云うモデルを発表して以来のようです。


先ずはルックスをご覧下さい。

¥230,000-(別)

どこかで見たことありますか?

当初は、どこぞのカートリッジメーカーに

依頼して作らせたOEMモデルかと

実機を見るまでは そう思っていました。

しかし、見たと同時に 過去の記憶を総動員しましたが

具体的なメーカーが出てこず、

恐る恐る尋ねてみましたところ

きっちりとたしなめられました。


驚くのはLMC(Linear Magnetic-field Cross)という名称(=構造)を受け継いだうえで

幾つもの考えうる組み合わせを試し ヒアリングを重ねた上で出来上がったモノという

いたってまともで、まっとうな作り込みを積み上げたカートリッジになっているという事です。


このカートリッジの性格を物語るような 目を引く仕様が

出力電圧(0.4mV)、カンチレバー(ф0.5mmアルミ)、マグネット(サマリウムコバルト)でしょうか。

先ずは出力電圧ですが、一般的なMCに比べるとかなり高めで 前回取り上げたEMT(HSD006)

程ではないにしろ、かなり個性的な「立ち位置」を示していると思います。


続いてカンチレバーですが、この価格帯では一般的にボロンとかの無垢材を使用しているケースが

多いと思いますが、本器はアルミパイプを採用。

寧ろアルミパイプならではの適度な太さと弾力があって、やはり性格を

特徴づけていると思われます。


最後にマグネットですが、これは逆に この価格帯ならではのサマリウムコバルトを採用。

前述の出力にも大きく関係していると思いますが、20万円台カートリッジとして

数多ある既存ブランドの他のライバル達に 十分戦える内容になっていると思います。

説明で受けた通り、何十もの組み合わせ・仕様から ひたすらヒアリングを重ねて選んだ

組み合わせの仕様だという事は、試聴すれば 一目瞭然 で、何処とも、どれともかぶらない

仕上がりになっていると思います。


3月下旬から発売が始まるようですが、なかなか隅に置けない仕上がりになっていますので

カートリッジをお考え中の方は、是非チェックしてみて下さい。


最後に、針先をガードするかのように左右に配置されたディープレッドのブロック部?!

これ、、、いい仕事してますよ!!!


2021年1月29日金曜日

気になっていたアンプの試聴

 随分前から気になっていたアンプがあったのですが、ようやくこの度試聴する機会に恵まれましたのでレポートします。

Maxonicと云う日本のブランドです。先日、リード線の記事を挙げたので まだ記憶に新しいと思いますし、作夏にはプリアンプのご紹介もしましたが、

同社は「励磁型スピーカー」で知ってる~と言う方も多いと思います。

今回はそこでリリースしているプリメインアンプです。

SD-016
 

 まずは写真を見て頂ければおわかりのように

①電源Sw. ②入力セレクター ③メインVol.

フロントパネルにあるつまみはその3っつだけで

背面も4っつの入力端子、2つのグランド端子

1組のスピーカー端子、電源インレットのみ

相変わらずの独特な風貌も好みが分かれるところとは思います。


前回のプリアンプだけで期待値以上のパフォーマンスをしてくれたので、同社の

パワーユニットを搭載したら、どんな風になるのか…、興味はその一点でした。

(機器の仕様はこの際省きますので、ご興味のある方はメーカーHpをご覧ください。)


オーディオの主役がスピーカーであるなら、その数多あるスピーカーの中には

素性の良い物・悪い物、鳴らしやすい物・にくい物…様々ですが、わき役のアンプは

えり好み出来ないので どうしても求められる基本性能は高くなったしまいます。


店頭にある幾つかの素性で探りましたが、結論、「イイッ!」でした。

巷にあるソフトは、必ずしも 高録音、高音質 ではありませんが、

いずれが菖蒲か燕子花

例えば three blind mice の録音を聴いているかのような~は言い過ぎですか、、、ね!?


常設ではないので、いつでも聴ける訳ではありませんが、ご興味が沸いた方は

是非(早めに)店頭にお越し下さい。


2021年1月7日木曜日

常設してます !! YAMAHA 新型モニタースピーカー『NS-3000』



ヤマハから新型スピーカー「NS-3000」が発売されました

NS-3000 スピーカー
希望小売価格: 900,000 円(税抜) [2台1組]


2ウェイブックシェルフのコンパクトスピーカー


フラッグシップモデル「NS-5000」の設計コンセプトを受け継ぎ

素材や方式を踏襲した点と

全く新しい発想にて開発されなおした点とが

絶妙にバランスしており

まれにみる2wayスピーカーに仕上がっています


開発の言葉を借りれば「3wayのミニチュアモデルではない」

となりますが、2wayの為に、(ある意味)マイナスからの

スタートだったと言える仕上がりになっています


このクラスには 強力なライバルがひしめいておりますが

横浜店に常設いたしましたので

是非とも ご自身の耳でお確かめ下さい

2021年1月5日火曜日

 いらかのなみ

甍の波


其の十八

~ めでたさも 中くらいなり おらが春 ~


江戸時代の三大俳人のひとり 小林一茶 の有名な俳句ですが

その読まれた背景や状況を知るごとに

なんとはなしに現代・現時点に重ねてみてしまうのは

私だけでしょうか!?


「中くらい」と評する背景には浄土真宗の 他力本願 という思想があるようで

なんであれ、活かされている事を「まぁ良い」とする発想は無理からぬ事と思います


専門外の俳句の事はこれくらいにして

今回 注目して頂きたいのは 他力本願 と言うワードです


メディアに収められた音源を再生するオーディオ機器は

殆どが 電気 で動いていますね

かなり強引な持っていきようだと云うのは重々承知していますが

家庭に送電される電気の質によって 結果としての音に

少なからず 影響があるとというのは 皆さんもご存じのはず



電気の質を云々言うのは置いときますが

そこに依存しているんだと云う点に注目して頂きたいのです

要するに活かされている度合いはともかく

あまり良くない < まぁよい くらいまで幅広く使われる「中くらい」なら

少しでも良い方向にベクトル修正したいものだと思うのです

特に拾い上げる電流が小さなアナログレコードに於いては

その質によって 如実に影響を受けていることを痛感されるでしょうから


水平や垂直の物理特性にしても…

締め付けトルクにしても…

電気・電磁系ノイズにしても……

様々な風雨にさらされ 直接的な打撃も受けやすい訳ですから

逆に一つずつ改善されることによって、

音が音楽になり

音楽が琴線に触れるまでに昇華し

行間の もじ までもが読み解ける

ように感じることが現実のものにできるのです




2020年12月30日水曜日

 年末年始の特選試聴機


コロナ禍でのイベントを自粛してきた1年ではありましたが、お店はやっています。

特に、勢揃いの感が強いのはB&W700シリーズ。

Signatureモデル含め全モデル(全仕様ではありません)が ご試聴いただけます。

また価格も 嬉しい特別価格にてご案内いたします。


もうワンアイテム上げるとSonus faber  LuminaⅠ、Ⅲ

SONETTOの性能を限りなく受け継ぎ、お求めやすい価格にて登場。

寧ろ主力機!?


普段 あまり聴く機会のないモデルです。

是非 この機会をお見逃しなく!!

 Accuphase 厳選中古  入 荷 し ま し た !!

 

1.プリアンプ            C-3800 ~ \1,080,000- (税別定価 \1,700,000-)

2.メインアンプ         P-5000 ~ \275,000- (税別定価 \580,000-)

3.プリメインアンプ   E-600 ~ \498,000- (税別定価 \680,000-)


                    オーディオスクェアトレッサ横浜店

                    ・045-533-5629(代表)

                    ・audio-square111@nojima.co.jp


詳細はお問い合わせ下さい。

また、ご試聴も可能ですが、その際は事前にご連絡下さい。


アキュフェーズ「セカンドユーザー登録」についてご紹介します。


◆セカンドユーザー登録について◆(アキュフェーズから引用)

セカンドユーザー登録とは、弊社製品を中古品として入手されたお客様<セカンドユーザー>にご登録いただく仕組みです。

ご登録いただきますと、製品安全上重要な事項が発生した場合、弊社からお客様へのご連絡が可能になります。

これにより、弊社製品をより安全にお使いいただくことができます。

ご登録をしていただいた製品については、有償修理実施後に正常な使用状態で修理した箇所が故障した場合、

修理日より2年間保証(無償修理)をいたします(通常1年間)。


2020年10月20日火曜日

 試聴レポート


今回の主役はリード線
敢えて見えづらい装着画にしました
今回はマクソニックのリード線を試聴しました。


~と言っても 市販されていない試作品での話です。


同社では「雅」とか「響」と云う 


所謂PVCで覆われない銅線を使ったケーブルを展開しており、


その素性の良さと その手間の割にはリーズナブル(?)な価格で多くの方に支持されていますが、


その同じ手間暇・コンセプトでリード線作ったらどうなんだろうネ?と云う素朴な疑問を話していたところ


瓢箪から駒的な展開で、この試作品が手元に届いたという次第なのです。


当然ですが、結果はある程度予想していて、関心のポイントは、たかだか3cmほどの線材が


オーディオ機材に どれほどの関わり合いで絡んでくるか~?だったのです。


ですが、結果は 想像をはるかに超えていました。



先ずは想像の範囲内。立ち上がり/立ち下がりのスピードが速いので、音楽への反応が速く


音楽全体のリズム感がとても良くなり、何時間でも聴いていられる感じになりました。

  (逆に、元に戻した時、リズム音痴なレコードを聴いているような気にもなります)


想像を超えてた部分は、深く沈み込む低音ですが、決してもたれる感じはなく


広く深く広がったとしても「地に足ついた音」とでも申しましょうか、


安定感、安心感こそあれ、不快感は皆無。


寧ろ音楽に ある程度の鮮度をもたらす事ができる~と言いますか…


オーディオなんて 所詮、録音された電気信号の再生にすぎないので、


鮮度云々言うのはおかしいかもしれませんが、明らかに臨場感が違いました。



直前に聴いた「中空ネジ」や規定トルクのお話は(おさらいも兼ねて)また別の機会にでも


お話ししたいと思いますが、今回はこのリード線が市販化されるのを心待ちにしたい


という思いを書き留めて結びにしたいとおもいます。

  

40年ぶり(!?)のMC

ラックスマンと言えば アンプのメーカーというイメージが強いと思いますが 今回ご紹介するのはMCカートリッジです。 ……へぇ~ …… !? と云う皆さんの反応が見えるようですが、実はかくいう私めも 話を聞いた時点では 「へぇ~」でしたから。 40年前の1981年にLMC-1、翌年L...