去る6月1日(土)・2日(日)の日程で、アナログオーディオフェアが開催されました。
久しぶりに出向きましたのですが、出品者もそこそこ入れ替わっており、、、
聴きたい音、願っても もう聴けない音を考えないようにしながらも
確実に時間は経過しているのだなと感じざるを得ませんでした。
それはさておき
その中でもひときわ目を引いたのは、アイテム的には地味なのですが
前回、当店でも期間限定試聴会を設けた DS Audioから発売されている
その名も「偏心検出スタビライザー」なるものです
私達がレコードを聴く特普段はなにげにセンタースピンドルにセットしていますが
微妙に「動くんだ」と云う事を知らされました。
レコード再生中は、カートリッジ本体が
ゆるやかに左右に動いている事に気付いている方は
少なくないとは思いますが
実はそれがとんでもない事なんだと
分かっておられる方は案外と少ないのではないでしょうか?
詳しい説明は同社のホームページに解説ビデオもあるのでそちらをご覧ください。
https://ds-audio.biz/products/563/
私が注目したのは、せっかく吟味して手に入れたプレーヤーシステムや
お気に入りのレコードのパフォーマンスが著しく落ちてしまうかもしれない…
と云う点です。
同社の「光カートリッジ」が、レコードの溝に刻まれた信号を余す事無く拾える
逸材だとしたら、それこそ「偏心」はあってはならない事柄と云う事になりませんか?
光カートリッジは今後ますます広がっていくでしょう。
加えて、光カートリッジに対応するフォノイコライザーも今後ますます
増えるらしいです。(年内にも幾つか??)
その時に思い出して欲しいです。
レコードの偏心を(可能な限り)矯正しないと
せっかくのパフォーマンスが下がってしまう と云う事。
もったいない!!!! と云う事を、デス。