オーディオスクェアHP

2022年5月7日土曜日

GRADO / OPUS3(Mono)でレコードを聴く

高出力型(4mV)
モノラル針

ウッドボディが象徴的な GRADO / Timbre シリーズ

ボディはメープル


今回の趣旨はモノラルレコードのみならず、ステレオレコードを

モノラル針で楽しめるか?の検証



その為、今回は強力な助っ人を頼みました。

リファレンスフォノステージ
ATE-3011
  
    Air Tight  ATE-3011

  ターンオーバー、ロールオフ それぞれに

  5種類のカーブ設定をもっており

  25種類の組み合わせが可能な

  エアタイト社のリファレンスフォノアンプ

  昇圧機能はないので MCの場合は

  昇圧トランスが必要になります。



トランス ATH-2Reference

試聴ディスク

◆Dave Brubeck「Time Out」・mono

◆Beatles「with the beatles」・mono

◆Beatles「赤版」・(mono?)stereo

◆Paco de Lucia「federico garcia lorca」・stereo


 ~wwww~ ちょっと聴きましたが、言葉になりません、、、。

モノからステレオ移行期を知っているのに すっかりステレオに毒されてしまったのか
針を落とした瞬間、忘れていた物が一瞬で 躰の中を駆け抜けていきました。

普段から「究極のステレオ再生は、フルレンジ・モノラル!」と言って
はばかりませんでしたが、改めてそう申し上げたいデス

ステレオ盤のパコ・デ・ルシアでさえも、モノラル針でいいじゃないか!!でした


当初は、しっかり試聴レポートを挙げようと思っていましたが
『百聞は一見に如かず』の通り、私のつたない文章より一聴すればわかるはずですので
是非「モノラル・パワー」を体験して欲しいと思い直しました。
皆様のご来店をお待ちしております。



◇ジョセフ・グラド(1924~2015)◇

カートリッジ御三家(GE・ピカリング・フェアチャイルド)時代のフェアチャイルドにて
カートリッジ、とりわけMCの開発・設計に携わった人物
1953年に GRADO LABS を設立
現在のステレオ信号線(赤/緑・白/青)の約束事を考案
90歳で永眠されました。


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