オーディオスクェアHP

2022年9月10日土曜日

   いらかのなみ

甍の波


其の二十五

~ 光陰矢の如し ~



コンパクトディスクが世に出て 今年で40年になるそうです。

SONYの市販第一号機が発売されて以降、続々と各社から発表されまして

これからのオーディオのスタイルが大きく変わっていくことを

予感せずにはいられませんでした。


それまでのオーディオは完全な「アナログ信号」の文化と言って良いでしょう。

身近なデジタルと言えば、PCM録音されたLPレコードが売られていたくらいで

レコードやFM音源をテープに録って聴く「テープ再生全盛期」だったと

言って良いと思います。

ただアナログ再生の「信号の変形」※1は周知の事実でしたから

原音に忠実な相似形の信号をいくらでも生み出せるデジタル

魔法の言葉のように捉えいた人は多いと思います。


一方で、レコード音源に慣れていて、比較の末『テープの音にも劣る』なんて

言う強者も少なからずおられました。

残念ながら、それくらい当時の機器の出来が〇〇〇〇だったのかもしれません。
   (私も似たような印象を持ち、新譜はLPとCD両方買っていました)
その証拠に当時のディスクを、現在の機器で再生してみますと

とんでもなく良い音するんですよ!


当時のオーディオ店の店内では、愛好家達が 口々に思い思いの意見や感情を

吐き出すかのように白熱した舌戦(?)が繰り広げられていまして

さながら「清須会議」※2状態だった事を思い出します。


ともあれ、気が付けば40年と云う節目を迎える訳ですから早いものです。

その間、DATやMDもありましたが 今はその姿を消しました。

カセットテープもあるにはありますが、風前の灯火で再燃はなさそう。


秋の夜長に 当時買った古いCD取り出して 聴いてみませんか!?

きっと あの頃気付けなかった表現に出会えると思います。


補足】CDあるあるの 小ネタ話

 ・CDって知ってる?キャッシュディスペンサーじゃないよ!
  これからはコンパクトディスクの時代になるんだよ!

 ・絵が出るCDあるんだって!知ってる?

 ・可変出力使ってパワーアンプに直結すると音が良いらしいヨ!

 ・カセットテープ同様、オランダのフィリップスとソニーが共同開発した
  規格(SPDIF:Sony Philips Digital InterFace)らしいので間違いない!

 などなど、期待と不安が入り混じって始まっての40年。感慨深いものがありますね。


      ※1 カートリッジからフォノアンプまでが余分に必要。
          他のライン入力に比べても不確定要素が多すぎる

      ※2 織田信長亡きあとの跡目相続 及び 領地再配分をめぐる会議

ちょっとした実験をしてみました

先日の8日(土)、DSオーディオの試聴会を開催したのですが W3という中堅モデルの カートリッジと イコライザーを中心に 上位機種のMaster3カートリッジ 新製品の真空管イコライザーTB-100 というラインナップで 行いました。 ただ残念ながら それだけの内容でも 時間内に...