いらかのなみ
甍の波
其の二十八
~ 逆もまた真なり ~
非常に魅力的な機能や装備を持っている装置があるとします。
貴方の考えておられるイメージにピッタリだとしましょう。
または、ルックスが良いとか サイズ、色合いが良い、とか…
それを目指して、店頭に実機を確認に行きました。
実際に組み合わせて音を聴いてみたところ
「ん!?………」
そんなご経験ないでしょうか
何かが足りない、或いは余分だ~と云う事で
いまいち腑に落ちない。
オーディオの仕組みは、大半が電気で稼働し、ソフトの信号を拾い、
それを変形・増幅した電気信号を電線で受け取ったスピーカーが
前後に振幅する事によって音に変換しています。
これが大前提で、これが全てです。
その結果としての音が良いかどうかは
それぞれの方のご判断になる訳ですが………
とは言え、
その機能やデザインを諦めて迄も音を取るべきなのか!?と問われると
悩みますよね!?
迷いますよね!?
『木を見て森を見ず』と云う諺があります。
近視眼的になり 全体を見ていない事への戒めの意ですが
【森ばかり見て木を見ない】事はどうなんでしょう!
簡単に枝葉末節と一笑に付して良いものでしょうか?
両方同時に得られない事は日常よくありますし
色々な楽曲毎に、良い組み合わせが変わる~なんてのは
オーディオあるあるのダントツ1位なのじゃないでしょうか?
相容れない事柄を一定の条件下で受け入れる事
精一杯、悩みましょう!!
そして、よりBetterな答えを見つけましょう!!
お手伝いします