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2015年3月13日金曜日

組み合わせの妙 ~システム構築のご提案~ Vol.02 : エレクトリックギターのクランチトーンに酔いしれたい


先月のドラムサウンドに続き

今月は、エレクトリックギターの

特に「ブルージーなトーンを如何に

引き立てるか」を検証します。



E・クラプトンの人気の高さからも

伺えるように、わが国のリスナーは

ヴィンテージスタイルのE・ギター

サウンドを好む方が比較的多く

居らっしゃるように思います。



ですが、

日々オーディオ機器を販売し、

自分でもそれなりの拘りをもって

ギターをプレイする者からすると、

クラシックやジャズの音源に比べ

「?」 となってしまうというか・・・



同じギターでも

アコースティック・ギター以上に

「らしさ」 が出にくいんですよね~







そんな日頃のモヤモヤを

一撃で解消してくれるアンプが

今回の主役である、こちら








マクソニック

SD-016



http://www.src-el-main.com/maxonic/amplifier.html





主な特徴として、

① 乾いた空気感

② 立体的な粒立ち


③ 広過ぎない音域特性



という傾向が挙げられます。



メーカーさんは当然、どんなジャンル

にも対応出来るように設計して

確立されたサウンドではありますが、

ことのほかE・ギターの枯れたような

トーンをリアルに再現する能力は、

他に類を見ないものがあります。



ホントは、

他にも語るべき特定の音楽性との

相性の良さがありますが、

それはまた別の機会に・・・



スタジオモニター的なのとも違う、

この音楽性溢れるドライトーンは、

ハマると抜けられない(笑)魅力が

大いに内包するものです。





組み合わせ例 ①








最新のスピーカートレンドを牽引する

B&Wの804SDと。

ディスクプレイヤーは音源の特徴を

忠実に引き出す傾向のある

マランツ SA-11S3 を選択。



ディスクは個人的な趣味でこの二枚。

マイナーですみません(笑)











この組み合わせだと、定位感の

正確性が際立つのでアンサンブル

の位置関係が手に取るように把握

出来ます。


肝心のギターサウンドですが、

通常のシステムでは感じることのない

プレーン弦と巻弦の違いが!

また指弾きの、特に親指の腹を

絶妙な角度でヒットさせて作りだす

サウンドの表情が多彩に変化。

達人の名演が更に味わい深いものに。







組み合わせ例 ②









タンノイのケンジントン。

「JBLなんじゃないの?」と

意外に思われそうですが、実は

このシリーズに搭載されている

デュアルコンセントリック・

ドライバーはエッジの効いた

シングルノート(単音)が秀逸。

予想を超える説得力をもって

音像が飛び出します。



また、

内部に空洞が多くてサイズの割に

重量が軽めというのも

ギターアンプの箱鳴り感と同様の

効果が得られます。

おおらかさを伴った、人間味のある

適度なルーズ感が生み出すタメは、

達人の息遣いをも極めて自然に

響かせる抑揚を与えるのです。










今回は結構高額なアイテム中心に

なってしまいましたが、比較的小型で

身近なプライスのものでもお薦めの

組み合わせがあります。



それは直接お尋ねください(笑)





ご来店、

お待ちしてます。





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