陽光うららかな3月某日。
昨年、落成された新社屋に新しい試聴室も出来たと聞き、遅ればせながら行ってきました。
創業以来、初の大規模な増資(?)と言ってよいのではないでしょうか。
本社屋隣の5階建てで、2階分に相当する高い天井の倉庫スペースの上、5階が目指す場所。
扉を開け ボーンと視界に飛び込んでくる
光景は 予想通り圧巻でした。
右サイドは同社のフラッグシップシステムが
TAOCのCSRラックにセットアップ。
奥にはFYNE AUDIO/F1-12 。
日本音響の特注ANKHが目を引きます。
オリーブ色の壁面は サランにも使われるジャージー生地で、吸音と反射が交互に組まれており
白い壁面はいわゆる漆喰のような壁だが
写真でおわかりのように、下から上に向かって
奥に傾斜をつけた、かなり凝った作りになっていま
す。
試聴室全体に 反響・反射・残響などが
綿密にコントロールされていて、場所による偏りはほぼ感じられませんでした。
左右のスピーカー間隔は中心で3200mm、試聴距離を4000mmにとって、かけ心地の良さげな
リクライニングチェアは、ハイバックなので外れてもらい、青い予備椅子で試聴させてもらいました。
先ずはCDでビートルズのLet it beを
通常盤とNaked盤のアレンジの違いと
逆にイギリス盤らしい音の確認。
流石にDP950/DC950 。CDでもここまで
再生するか!という感じでした。
たて続けにピアノ、吉田拓郎、イーグルス…
シュタルケルのチェロは録音の年代によって
ゴフリラーであったりストラディバリウスだったり
するのだが、見事にその音色や音楽性の違いを表現している、、、お見事!!
最後にレコード3枚はYAMAHA/GT5000で。
特にカシオペアの 4×4 は、豪華なセッションが目の前で繰り広げられており
圧巻でした。
とにかく語りつくせないくらい、収穫はありましたので、また折に触れて
ご案内できればと思います。とりあえず訪問報告です。