オーディオスクェアHP

2019年9月27日金曜日

いらかのなみ

甍の波


其の十

~ 青は藍より出でて藍よりも青し ~




藍:蓼科の一年草

『青色の染料の元になっているが

元々の色よりも鮮やかな青色に染まること』から出た言葉で

転じて

『弟子が師を越えるような状態』

での例えに使われることは御存知の通りですが


藍染め、インディゴブルーと云うと

古来から虫よけにも用いられた染料としても知られており

日本だけでなく、世界中に実例があります

一方、蓼食う虫も好き好き という言い回しもありますよね

なんとなく 矛盾(!?)した感じじゃないですか?


実は、こう云った矛盾(?)の類は

森羅万象、あらゆる面に存在していて

オーディオの「音」の世界にも幾つも存在してます

皆さんがよく御存知の例で申しますと


・位相のズレを無くそうと言う一方で SPのマルチ化

挙句の果ては 間違った使い方を誘発しかねないバイワイヤー


・線増幅が理想と言いながら

高度で複雑化する高性能・高級アンプ etc.


これらの矛盾(?)を呑み込んでのトライ、アプローチは

何をどうやって、何処へ進んでいけばいいのか

ホント困りますよね


そこで始めに戻って

青は藍より出でて藍よりも青し

の出番です

師を越える為の秘策と言う大袈裟なものではありませんが

「折り合いの付け方」とでも申しましょうか

理解の仕方とでも申しましょうか

処世術みたいなものです

そんなものがあります !!

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