マーラー:交響曲第10番を聴く
よもや自分が聴くとは…
ましてやこのような紹介記事を書くとは…
夢にも思いませんでした
とは言え、クラシックの素地が全く無い私が
初めて興味を持った作家がマーラーだった と言っても信じられますか?
20世紀になってようやく「時代」がマーラーに追いついた~
ていのフレーズが妙に刺さり興味を持った次第で
とりあえず手にしたのが5番でした
東洋人にも分かりやすい音楽~と云うフレーズも
聴いてみて納得できました
全く素地のない人間の聴いた感想なんて 何の意味も持たないと思いますし
正しく理解しているとも言い難い訳ですが
ただ一つ言える事は
私にとってのマーラーは
モノトーンの無声映画を見ているみたいで
時系列を無視して流れてくる描写を
しごく客観的に 遠景で眺めている感じ
ただそれだけで 理不尽なくらい心地良い
どんな名工にも寿命があり その技を受け継ぐ者がいるように
私達の歴史が ずうっと遙かな太古から今日に
紡がれてきたように
繋がることの重要性を説く一方で
その代で終わって、また新たに生まれてもいいのではないか?
と思ったりもします
寧ろ一子相伝の技こそ一代限りで終わり
門前の小僧たちの中からそれを凌駕する者が現れる
と云う楽しみ・喜びを味わう
よって、私はその「手が変わる」事実を あまり歓迎していませんが
ガムゾウも門前の小僧のひとりであり
遥かに凌駕する才をもった人なのかも~と思うと
未来の私達に残してくれた贈り物の中身が見たくなりました
一人一人の十番があって良く
掘り下げれば どこまでも哲学的で難解なものになるでしょうが
あるがままの心象風景に浸れるなら
それで十分なのではないか…と
とは言え、クラシックの素地が全く無い私が
初めて興味を持った作家がマーラーだった と言っても信じられますか?
’80年代、某ウィスキーのTVCM
「大地の歌」
20世紀になってようやく「時代」がマーラーに追いついた~
ていのフレーズが妙に刺さり興味を持った次第で
とりあえず手にしたのが5番でした
東洋人にも分かりやすい音楽~と云うフレーズも
聴いてみて納得できました
全く素地のない人間の聴いた感想なんて 何の意味も持たないと思いますし
正しく理解しているとも言い難い訳ですが
ただ一つ言える事は
私にとってのマーラーは
モノトーンの無声映画を見ているみたいで
時系列を無視して流れてくる描写を
しごく客観的に 遠景で眺めている感じ
ただそれだけで 理不尽なくらい心地良い
マーラー:交響曲第10番 ヨエル・ガムゾウ補筆完成版 |
素人の私が「未完の十番」とやらに手をだして良い
ものやら??と云う心配はありましたが
ただそれ以上に「補完」と云う言葉に魅かれて
手にしてみました
“一子相伝”
どんな名工にも寿命があり その技を受け継ぐ者がいるように
私達の歴史が ずうっと遙かな太古から今日に
紡がれてきたように
繋がることの重要性を説く一方で
その代で終わって、また新たに生まれてもいいのではないか?
と思ったりもします
寧ろ一子相伝の技こそ一代限りで終わり
門前の小僧たちの中からそれを凌駕する者が現れる
と云う楽しみ・喜びを味わう
よって、私はその「手が変わる」事実を あまり歓迎していませんが
ガムゾウも門前の小僧のひとりであり
遥かに凌駕する才をもった人なのかも~と思うと
未来の私達に残してくれた贈り物の中身が見たくなりました
一人一人の十番があって良く
掘り下げれば どこまでも哲学的で難解なものになるでしょうが
あるがままの心象風景に浸れるなら
それで十分なのではないか…と