試聴レポート
EMTと言えば、1965年発売以来EMTの代名詞と言ってもいいくらいのTSD15が
有名ですが あまたの放送局やスタジオで 今だに使われ続けていて
知らず知らずのうちに聴いている(標準)音と言っても良いでしょう。
HSD006はTSD15系のムービングコイルを採用しているとのことでしたので
自然と期待してしまいますし、またその先入観がインプットされてしまいましたので
そういう「耳」になってしまいましたが、性能や如何に………
EMT/HSD006
形式はMC型
いたってオーソドックスなアルミカンチレバーに
(ある意味この価格帯では珍しいかも~)
ラインコンタクト針といういでたちです。
オープン或いはセミオープンのボディは現代的なEMTに共通なフォルムで
75周年記念モデルとして出したTSD75の後を受ける形で登場しました。
出力電圧:1.05mVという高出力タイプになり
本器を一言で表すなら「繊細でいてパワフル」
試聴ディスク
・石川さゆり/天城越え
・森田童子/ぼくたちの失敗
・ジョン・レノン/(Justo like)Starting Over(EMTとCD、他カートリッジとも比較)
・ダイアナ・クラール/Fly Me To The Moon(EMTとCD、他カートリッジとも比較)
・オスカー・ピーターソン/You Look Good To Me(EMTとCD、他カートリッジとも比較)
・カラヤン,ウィーンフィル/ビヴァルディ「四季」
他
どれを聴いても、とても力強く そして演者の想いが語りかけてくるような繊細さがあり
店頭でご試聴頂ける期間は ~6月27日(月)まで です
是非、愛聴盤ご持参でいらして下さい
ちなみになのですが、ベイシーの菅原さんモデルのV15TypeⅢ用交換針を
私的に入手したのですが、チップのカットが当時と異なるという一抹の不安を抱きつつ
緊張感をもって レコードに針を落としました。
オリジナル針でビビったB面の6曲目(最内周)…… 見事にクリアしました。
そして聴き終えた時には 安堵以上に 感激がありました。
レコードや針に何か起こると、心まで痛みますが
無事に再生が終わるとホッとして ホッこりします
なにはともあれ レコードって、やっぱりイイですね!!
・カラヤン,ウィーンフィル/ビヴァルディ「四季」
他
どれを聴いても、とても力強く そして演者の想いが語りかけてくるような繊細さがあり
EMTサウンドは健在でした。
店頭でご試聴頂ける期間は ~6月27日(月)まで です
是非、愛聴盤ご持参でいらして下さい
ちなみになのですが、ベイシーの菅原さんモデルのV15TypeⅢ用交換針を
私的に入手したのですが、チップのカットが当時と異なるという一抹の不安を抱きつつ
緊張感をもって レコードに針を落としました。
オリジナル針でビビったB面の6曲目(最内周)…… 見事にクリアしました。
そして聴き終えた時には 安堵以上に 感激がありました。
レコードや針に何か起こると、心まで痛みますが
無事に再生が終わるとホッとして ホッこりします
なにはともあれ レコードって、やっぱりイイですね!!