オーディオスクェアHP

2021年5月27日木曜日

 いらかのなみ

甍の波


其の二十

~ 温故知新 ~


SACDやDSDファイルを初めとしたハイレゾ音源もすっかり定着した感があり

日々 楽しんでいらっしゃることだと存じます

或いはレコード派と言う方も少なくないと思いますが

今日の主役は 普通のCDソフト です


CDが国内で一般的に登場したのは1982年

各メーカーの1号機が¥200,000前後で発売され

ソフトのタイトルも¥3,500/1枚くらいでした

当時のLPレコードが¥2,800/1枚くらいでしたから

10年の寿命※1と考えたら なかなか高価で手が出しづらかった記憶があります

あくまでもLPメインで、サブにCD買っておく~みたいな

出だしだったと思いますが

当時よく耳にしたやり取りに

『カセットテープの音の方がまだましだ!!』的な言い回しです


確かに、高性能カセットデッキと高性能テープの出会いで

4.75cm/s※2と云う劣悪な条件下でありあながら

なかなか使えるミュージックツールであったし

ラジカセやウォークマンが出てきたことによって

世界中に広がったスタンダードメディアだったわけです


さて、ここからが本題です


ノイズが無い事、非接触だという事が利点の一つでしたが

テープにも劣ると言われた当時のCDソフト~が デス

今のCDプレーヤーで再生すると、40年前には表現出来なかった

空気感であったり、温度感であったり、迫力であったり

その録音現場の様子が手に取るように見える臨場感を

高い次元で表現していることに気づかせてくれます


CD化するにあたって

当時の音源は それ以前に録られていたアナログマスターだったわけで

いわゆる1インチとかの磁気テープに記録されていたわけです

磁気テープ故の泣き所として、ドロップアウトとか転写だったり

擦れたり、ねじれたり、切れたり……、とにかく耐久性や経年変化に弱いと言えます


にもかかわらず、今でも人気のタイトルが 繰り返し発売されるのは

デジタルマスター化されて保存されているおかげなのです


アナログ音源はコピーや保存が苦手(=変形・変化)ですが

デジタル変換(エンコードとデコード)と云う過程が不要です

逆に鮮度こそが重要と言うとことも出来るわけです

だから

40年前のディスクには最も新鮮なアナログ音源データが刻まれているので

後から出てくるモノより音が悪くなる要素がないわけです

まず優先されるべきは鮮度なのです


即ち、

昔買ったCDソフトを 最新のCDプレーヤーで

もう一度聴いてみよう!!

なのです

出会えるのは「青春の一頁」だけではなく

ハッと息を吞むような瞬間が随所にちりばめられているのではないでしょうか !?



※1:ソフトの箔寿命と言って良いでしょうか、半永久的ではありませんでした

                         ※2:カセットデッキのテープスピード(世界標準規格)の統一規格

                                     オープンリールであれば、9.5cmや19cm、38cmなど、

                                     カセットより良い条件下で録音・再生が出来た


2021年5月17日月曜日

「うぃんあこ」って?

 Vienna Acoustics(ヴィエナ・アコウスティクス) 通称ウィンアコと呼んでいる

 そのメーカーは、1989年 オーストリアのウィーンに設立され、以来30年に渡り

 その名に恥じないスピーカーを製造してきました。(輸入元の記事から抜粋)



スピーカーそれぞれの名称も面白いネーミングで

サイズや構成によって

ヴェートーヴェン、モーツァルト、ハイドン

と有名作曲家の名を冠したモデルになっています。



なかなか一堂に会する機会がないので

今回のイベントを上手く使って頂きたいと思います


開催期間は 5月30日(日) までとなっています。

試聴のご予約も承ります。

           Tel:045-533-5629

           e-mail:audio-square111@nojima.co.jp

2021年4月27日火曜日

特選中古品 クリアランスフェア

GWは巣ごもり…?  ならばすすんで籠るってのはあり!?


あの憧れの名器(?)をお手頃価格でお求め頂けるチャンス!!  デス
    (掲載はアルファベット順です)

◇ プリメインアンプの部
 ・Accuphase / E-600
 ・Denon / DRA-100
 ・Luxman / L-550AX2

◇ セパレートアンプの部
 ・Accuphase / C-3800(プリ)
 ・Accuphase / P-5000(パワー)

◇ CDプレーヤーの部
 ・Denon / DCD-SX1

◇ スピーカーの部
 ・DALI / IKON  VOCAL2 Mk2(センター)
 ・Harbeth / HL Compact7ES3(HSS-7Cスタンド付き)
 ・STAX / SR-507(イヤースピーカー、SRM-006TSドライバー付き)

それぞれ状態の違いもありますので、ご自身の目でお確かめ下さい。
  4月28日 ~ 5月11日 の間、店頭価格からの 期間限定特別割引 ありです。
                                                                        →開封承認All Weapons Free !!

また、併せてATOLL 200シリーズ、Airthight ATM211の試聴イベントも開催中です。
期間はイベントカレンダーにてご確認頂けます。

ご予約の場合は TEL:045-533-5629、e-mail:audio-square111@nojima.co.jp
にて承ります

2021年4月7日水曜日

AIR TIGHT ☆新製品アンプを聴く☆

今回は211シングル採用のモノラルパワーアンプが主役です


ATM-2211J(¥2,200,000-/ペア)


211シングルで32Wを確保


大抵のスピーカーは駆動できそうな心臓部です



それとペアを組む、プリアンプ ATC-5と昇圧トランス ATH-3s が Air Tight 製品


スピーカー、AD、CD の組み合わせは未定ですが

ソフト持参でお出かけ下さい



【会期】4/29(木)~5/5(水) フリー

【時間】11:00~17:00 フリー


※ 特に予約制ではございませんが、重なった場合に

    お待ち頂くこともございます

    あらかじめご承知下さい

⇓ ご予約の場合
    
    045-533-5629(代表)

    audio-square111@nojima.co.jp



2021年3月24日水曜日

 いらかのなみ

甍の波


其の十九

~ 今はまだ〇〇を語らず ~


どこぞで聞いたフレーズ、、、ですが、、、。


つい最近、若いお嬢さんに

『私、音楽を、レコードでちゃんと聴いてみたいのです!』

『たまに中古レコード屋さんにも行ってみるんですが…』と

ジャケットを持ち上げて探す仕草が 案外さまになっていましたが

続けて、、『何をどう選んでいいのか分からなくて』と。


装置もレコードもこれからで

聴きたいのが 7~80年代のPOPSと云う事だったのですが

どう見ても親御さん世代の影響ですらなさそうなお歳でしたので

どういうきっかけだったのかは気になるところではありましたが

とりあえず、手持ちの中からアルバム2枚を取り

急ごしらえで繋いだ機器で聴いてもらいました。


とにかく、若い方が

スピーカーで音楽を聴いてくれる事が嬉しく

ましてレコードで聴きたいと言われると 感動すら覚えます。

親御さんですら、レコード世代ではなさそうですから。


なので

「更に気持ちが高まるようなきっかけを作りましょう」と

意気込んで伝えてしまったのですが

残念ながら、急ごしらえのぶっつけ本番と云うヤツで

決して合格点と言える内容ではありませんでした。


ところが彼女は(私が罪悪感を感じるくらいに)いたく感動してくれましたので

「もう一回チャンスを貰えるなら、同じ盤で もっと感動出来る音にします」と

お約束をして1st.アプローチを終えました。


時代が一周したのか、なんなのかわかりませんが、彼女の瞳の奥に

4~50年前の私たちの姿をかいま見た気分でした。

ドーナツ盤1枚買うのも 選びに選んでやっとの思いで買った~

なんてのはどなたにも ご経験あったと思うのですが

そんな絵面が重なりました。


こういう時代だからこそ ひとりでも多くの若い方に

スピーカーで音楽を聴く文化を

レコードをたしなむ文化を

継承したいなと思っていて

まだまだ、隠居と老け込んでいる場合ではないなと云う思いを込めて

上記のタイトルを掲げました。


片面25分の世界は

1曲 集中!

1枚 入魂! デス


(第二弾があることを祈るばかりです)



 

2021年3月5日金曜日

アキュフェーズ 新試聴室訪問

陽光うららかな3月某日。

昨年、落成された新社屋に新しい試聴室も出来たと聞き、遅ればせながら行ってきました。

創業以来、初の大規模な増資(?)と言ってよいのではないでしょうか。

本社屋隣の5階建てで、2階分に相当する高い天井の倉庫スペースの上、5階が目指す場所。


扉を開け ボーンと視界に飛び込んでくる

光景は 予想通り圧巻でした。

右サイドは同社のフラッグシップシステムが

TAOCのCSRラックにセットアップ。

奥にはFYNE AUDIO/F1-12 。

日本音響の特注ANKHが目を引きます。

オリーブ色の壁面は サランにも使われる

ジャージー生地で、吸音と反射が交互に組まれており

白い壁面はいわゆる漆喰のような壁だが

写真でおわかりのように、下から上に向かって

奥に傾斜をつけた、かなり凝った作りになっていま

す。

試聴室全体に 反響・反射・残響などが

綿密にコントロールされていて、場所による偏りはほぼ感じられませんでした。

左右のスピーカー間隔は中心で3200mm、試聴距離を4000mmにとって、かけ心地の良さげな

リクライニングチェアは、ハイバックなので外れてもらい、青い予備椅子で試聴させてもらいました。


先ずはCDでビートルズのLet it beを

通常盤とNaked盤のアレンジの違いと

逆にイギリス盤らしい音の確認。

流石にDP950/DC950 。CDでもここまで

再生するか!という感じでした。

たて続けにピアノ、吉田拓郎、イーグルス…

シュタルケルのチェロは録音の年代によって

ゴフリラーであったりストラディバリウスだったり

するのだが、見事にその音色や音楽性の違いを表現している、、、お見事!!


最後にレコード3枚はYAMAHA/GT5000で。

特にカシオペアの 4×4 は、豪華なセッションが目の前で繰り広げられており

圧巻でした。


とにかく語りつくせないくらい、収穫はありましたので、また折に触れて

ご案内できればと思います。とりあえず訪問報告です。



2021年2月24日水曜日

40年ぶり(!?)のMC



ラックスマンと言えば アンプのメーカーというイメージが強いと思いますが

今回ご紹介するのはMCカートリッジです。

……へぇ~ ……!?

と云う皆さんの反応が見えるようですが、実はかくいう私めも 話を聞いた時点では

「へぇ~」でしたから。


40年前の1981年にLMC-1、翌年LMC-2と云うモデルを発表して以来のようです。


先ずはルックスをご覧下さい。

¥230,000-(別)

どこかで見たことありますか?

当初は、どこぞのカートリッジメーカーに

依頼して作らせたOEMモデルかと

実機を見るまでは そう思っていました。

しかし、見たと同時に 過去の記憶を総動員しましたが

具体的なメーカーが出てこず、

恐る恐る尋ねてみましたところ

きっちりとたしなめられました。


驚くのはLMC(Linear Magnetic-field Cross)という名称(=構造)を受け継いだうえで

幾つもの考えうる組み合わせを試し ヒアリングを重ねた上で出来上がったモノという

いたってまともで、まっとうな作り込みを積み上げたカートリッジになっているという事です。


このカートリッジの性格を物語るような 目を引く仕様が

出力電圧(0.4mV)、カンチレバー(ф0.5mmアルミ)、マグネット(サマリウムコバルト)でしょうか。

先ずは出力電圧ですが、一般的なMCに比べるとかなり高めで 前回取り上げたEMT(HSD006)

程ではないにしろ、かなり個性的な「立ち位置」を示していると思います。


続いてカンチレバーですが、この価格帯では一般的にボロンとかの無垢材を使用しているケースが

多いと思いますが、本器はアルミパイプを採用。

寧ろアルミパイプならではの適度な太さと弾力があって、やはり性格を

特徴づけていると思われます。


最後にマグネットですが、これは逆に この価格帯ならではのサマリウムコバルトを採用。

前述の出力にも大きく関係していると思いますが、20万円台カートリッジとして

数多ある既存ブランドの他のライバル達に 十分戦える内容になっていると思います。

説明で受けた通り、何十もの組み合わせ・仕様から ひたすらヒアリングを重ねて選んだ

組み合わせの仕様だという事は、試聴すれば 一目瞭然 で、何処とも、どれともかぶらない

仕上がりになっていると思います。


3月下旬から発売が始まるようですが、なかなか隅に置けない仕上がりになっていますので

カートリッジをお考え中の方は、是非チェックしてみて下さい。


最後に、針先をガードするかのように左右に配置されたディープレッドのブロック部?!

これ、、、いい仕事してますよ!!!


全館休館日のお知らせ

  日頃よりオーディオスクエア横浜店をご利用いただき、ありがとうございます。 誠に勝手ながら、 2026年9月3日(木)は 設備メンテナンスのため当店を含む全館を休業させていただきます。 お客様には大変ご不便をおかけいたしますが、 何卒ご理解くださいますようお願い申し上げます。