オーディオスクェアHP

2019年12月31日火曜日

ゆく年 くる年



日本列島もそうでしたが


オーディオスクェアの一年も


天地を揺るがす災害級のものでした



皆様にも 少なからずご迷惑お掛けしましたが


どんなに壊滅的に見えても


しぶとく生き延びる種(たね)子はあるものです


そしてその種(たね)子が飛んで新たに芽吹く


くる年はそんな一年にしたいと思います


今まで以上にご愛顧頂けるよう


努めて参ります



よい年をお迎え下さい


2019年12月27日金曜日

AIRTIGHT 見参


期間限定試聴可


国内真空管アンプメーカーのエアータイトから、話題のアンプが届きました。

 ・フォノコントロールアンプ ATC-5(¥740,000/別)

 ・300Bステレオシングルパワーアンプ ATM-300R(¥950,000/出力管別売り)

 ・高槻製真空管 TA-300B (¥165,000/ペア)など



時代を超えた再現性


ATC-5の開発コンセプトにも書かれていますが

~ テクノロジーとアートが理想的に掛け合わさることによって

目も眩む「音楽」に昇華する ~ とあります。


まさにオーディオのあるべき姿を(オーディオメーカーが)

潔く ここまで言い切る姿勢には感服します。

私も全く同感で、エンジニアだけでは駄目~と常々申し上げておりますが

アーティストの心が伝わってこそ 音から音楽に、まさに昇華すると言う事ですね。



不覚にも目頭が熱くなりました


 →試聴に使った主な機材とディスク

  ・スピーカー:PIEGA  Premium301+Stand300
  ・SPケーブル:MAXONIC  響

  ・CDプレーヤー:Accuphase  DP750

  ・カートリッジ:SHURE  V15TypeⅢ

  →LP:Double Fantasy~John Lennon&Yoko Ono
     :Un Plugged~Eric Clapton
     :BLUES ette~Curtis Fuller's Quintet
     :マザースカイ~森田童子
           etc.

  →CD:TOTOⅣ~TOTO
     :LIVE IN PARIS~DIANA KRALL
                  :春の祭典~ショルティ指揮、シカゴ交響
                                       etc.


300Bと言う事もあって、欲張らずに小型で完成度の高いスピーカーと

ボーカル中心の小編成という構成で試聴しました

“WOMAN” が流れてきた時 時間が止まった気がしました

40年前のそのまま…だったのです

“Tear in Heaven”もしかりでした

四季 第3番「秋」第3楽章には胸の高鳴りすら覚えました



聴いた音源全てに共通していたのは

作者やプレイヤーの存在が歴然で温度感や質感がしっかり伝わってくるので

相応の覚悟を決めて じっくり聴いて頂きたい

この装置で思い出の一曲を聴くならば、思わず目頭が熱くなるかもしれません

ゆめゆめ油断召されるな






2019年12月20日金曜日

の冠


マジコと言えば、今では 誰でも知っている高級なスピーカーブランドですが

起業して25年ほどの比較的若いメーカーです

ただ、発想・構造・部品選び~など、どこをとっても独創的で斬新な物造りが評判になり

また新しい素材・構造になる度に、どんどん高価になっていったので

憧れが、どんどん現実離れしていったところに 登場したのがこの A シリーズです

MAGICO A3 (¥1,500,000-/ペア、別)

今までの価格の推移や体系を知っている方なら、今回のこの装備と価格はとても

気になりますよね。

まだまだ変化はあるはずですが、とりあえずウーファーが動く事を覚えてくれたようですので

(48時間のピンクノイズ・エージングを終えて)

今日から店頭展開はじめました。

是非、聴きにいらして下さい。

2019年12月12日木曜日

中堅どころの実力や如何に!?



YBAから発売されているフォノイコライザーを 遅ればせながら聴いてみました

中堅機種の「Heritage」の冠を頂く Heritage PH100 と云う機種になります
PH100 ¥328,000-(別)

プリメインアンプ A100が¥380,000-(別)

する事を考えれば、如何に張り込んだ

作りになっているかは想像つきますが

それにしても フォノアンプと言うものは

(造り手にとっては)往々にして難易度が高く

技術のみならず、人柄のようなものが出たり

或いは何を考えて作ったものかなど

他の装置以上に「意図」が透けて見えるものだと思います


言ってみれば YBA(Yves-Bernard ANDRE)自体が アンドレさんそのものなので

音楽観のようなものは従来から表現されていたのですが

このフォノイコライザーを通して聴いてみた時 彼が、私達に

『音楽をどのように聴いて貰いたいか』


が分かったような気がしました


30万円台フォノEQとして 他のメーカーも含めて検討すると

あくまでも個人的には「帯に短し たすきに長し」的な感想は否めなかったのですが

これは 目の覚めるような音を出さないくせに、聴き手を退屈させない 魅力を持ち

非常に自由に創造・想像できる点において 秀逸の出来栄えと言って良いと思います


 入力は MM・MC それぞれ専用端子×1組

 出力は RCA×1組

 MCはトランスにて昇圧

 
 ・MM 47KΩ 45dB
 
 ・MC 2-100Ω 65dB
 

レコードを無心に聴きたくなる

(或いはその気にさせる 分をわきまえた)フォノアンプと言って良いと思います。
  

2019年12月11日水曜日

いらかのなみ

甍の波


其の十四

~  種子(たね)は飛んだ … か!?



以前、其の九で取り上げました McIntosh 真空管アンプの勇

C22とMC275Ⅵ

メーカー本国での生産が終了した案内でしたが

多くの反響があり 問い合わせも多くありましたので

今一度、最新の状況をご案内かたがた

プラスワンの話題をご紹介したいと思います

老兵は何処に?


あいにくプリアンプの C22 は完売したようですが

パワーアンプの MC275 及び MC75 は僅少ながら

国内在庫はあるようです

MC275Ⅵ ¥750,000(別)
75W+75W ステレオパワーアンプ

MC75 ¥1,000,000(別/ペア)
75W モノラルパワーアンプ

もう一度申し上げますが、ご検討中の方はお急ぎ下さい



マッキン初のハイブリッドアンプ


本日取り上げるのは 同じく McIntosh から発売されている

ハイブリッドアンプ MA252 です

MA252 ¥480,000(別)
プリ段:12AX7a×2、12AT7×2
パワー段:100W+100W(定格出力)

ハイブリッドアンプ自体が あまり多く出回っていないのと

他社比較は 日本的には まり美しい手法とは言えない ので

比較は同社のMA5300(¥550,000/別)として

先ずはそのルックスから見て頂きたい

瀟洒なデザイン、圧倒的な存在感

オーディオ自体、 そもそもが感覚的要素がたぶんに強いものですから

その外観だけでも 充分に存在価値があると思いますが

ソリッドアンプのMA5300と比べても

初段に真空管をフューチャーした意味は十二分にあり

鋭い立ち上がりや切れ味の良いソリッドのMA5300とは異なり

ボーカルや金管などは とてもメロウで粘りがあって艶っぽい仕上がりになっています

一聴しただけでも それぞれの「らしさ」発揮されていました

ルックスも含めてどちらのマッキンを選ぶのか

とても悩ましい存在になりますね




2019年12月5日木曜日

いらかのなみ

甍の波


其の十三

~  燦 燦 と ~



音へのこだわり

デザインへのこだわり

音楽性

ひいては思想にまで発展する

様々なこだわりの集大成であることに間違いはないのですが

Hi-CPの概念でも 下の写真のような使用例は如何でしょう

CEC  TL3 3.0 + McIntosh  MA5300
¥230,000(別)   ¥550,000(別)

トランスポート機能のプレーヤーとDAC搭載アンプの出逢い

接続は(今回)同軸のデジタルケーブル1本

TL3 3.0 はアップサンプリング(44.1 88.2 176.4kHz)機能付き

ダブルベルトドライブメカ搭載

MA5300のDACは同軸と光の入力を持ち

CECのそれぞれの周波数に全て対応できるため

なかなか使い勝手もよく

好みの部分はあるが、アップサンプリングも十分に

実用レベルに達していると思える出来栄え




毎度、毎度のEAGLES

ではあるが、

今回は敢えて

MQA-CDの

DOUBLE VISION も

通常再生してみたが

レコード世代の私にとっては MQAデコードされてない状態であっても

非常に好感の持てる出来栄えで

ノーマルディスクに絞った作りこそが

Hi-CPを生み出しているのではないだろうかとさえ想像する

MQA対応DACになれば より楽しみ方の幅が広がるし

燦々と降り注ぐ陽の光を浴びたような

清々しく潔い組み合わせに感謝・感謝 !!

2019年12月2日月曜日

DYNAUDIO スタンドセットキャンペーン


実 施 期 間

2019年11月30 ~ 2020年2月2日



年末年始にかけて スピーカーの導入をご検討中の方に朗報です!


DYNAUDIO製品群の中から

EMIT M10 & M20

EVOKE 10 & 20

CONTOUR 20

3機種 5モデルにつきましては、

それぞれ最適のスピーカースタンドと

セットしての特別価格にてご案内致します!


ブックシェルフにとっては 生命線 とも言えるスピーカースタンドですので

せっかくですから この機会をご利用頂き、より良いセットアップができますように!



NETPOINT 左からNP100、200、300

 捕捉で追加しますと


 スタンドと本体の間、スタンドの足元
 
 或いはその両方に、ネットポイントは

 如何ですか!?

 用途に応じて3タイプがあります



ストリングサスペンション構造と云う 他に類を見ない独特な構造ですが

特に 真新しいスピーカーのピーキーな音を落ち着かせるのには 大変有効です

頑張りすぎない リラックスサウンド がお望みならうってつけです。



どちらも店頭にてご案内中ですので、お気軽におたずね下さい。


                                                                                      いらかのなみ 甍の波 其の三十 ~ 一周廻って……… !?  ~ 先日開催された「アナログオーディオショー」...